昨日林檎の木で開催している「続 再生」展に行ってきました。
古橋治人(木工家具)と五十嵐智一(ガラス)による二人展です。
とても好評だったため昨年に引き続き2回目の企画展だそうです。
古橋治人さんは古材、新材を使用し家具や茶杓、スプーン、お皿などを
五十嵐智一さんは蛍光灯をリサイクルして新たにガラス作品を制作する作家さんでした。
古橋治人さんの家具の上に五十嵐智一さんのガラス作品が飾られておりその他にも
スプーンや茶杓、そして古道具などが展示されていてとても素敵でゆったりと時間
が流れている空間になっておりました。
そしてここのギャラリーは公園の中にあるような立地になっており窓からは大きな木々が
見えとても心地がよく時間を忘れてゆっくりといつまでもいたくなるような空間なって
おりました。
自分の家からすぐ近くにこんな素敵な所があることを発見しとても嬉しかったです。
(平日は千葉県にて作陶しております。。。)
ぜひゆっくりのんびり過ごす休日におすすめです。
残念ながら何か展示が開催されていない時はお休みだそうです。。。。
次回の展示もとても素敵そうな展示です。
「+++(プラス プラス プラス)」展
2010.10.2(sat)〜10.6(wed)
今回は最終日のだったため作家の方のお話を聞くことが出来ました。
自分も物を作っているためいつもどうにかして無駄にしてしまった
陶器をなんとかできないかと考えていろいろ試行錯誤いたのでとてもためになり
楽しい一瞬を過ごさせて頂きました。
蛍光灯をリサイクルするきっかけになったのは廃品業者の方に
これどうにかならない?
の一言で始めたそうです。
それからは色々な作品を作るためにでた廃棄ガラスを混ぜたり、どこの国との
ガラス素材なら蛍光灯のガラスが相性がいいかなど実験したりし今の形になったそ
です。今では国からエコマークを頂いているそうです。
そんな素材から出来るガラスはとても質感、色が不思議な見た事がないような
物も多くまたまるでガラスでなく石のような物もありました。
かなりかっこいい作品でした。
そして陶器もどうにかならないかということでいろいろ話てくださりガラスと
して再生したらおもしろいかもなどいろいろと話は盛り上がりました。
かなり時間はかかりそうですがいつか成功させて実現できたらと思います。
古橋治人さんは失敗や無駄になってしまった物は燃やして畑にまいて
いるそうです。
茶杓やスプーンやマドラーは掘ったあとが一筋一筋残っていて
一つ一つ微妙に違う形で使うのが楽しくなるような生活道具でした。
古材を使った家具、切った木を使い生活の道具を作る。
まさに再生です。
お二人とも再生してとても魅力的な物を作っている。
とても素敵展示でした。
そして改めて消えてなくならない物
残ってしまう物を作っていることを思い
一つ一つを大切に作ろうと思いました。
林檎の木
http://www.gallery-ringonoki.com/
〒275-0012
千葉県習志野市本大久保3-8-3河合ビルB2F
tel/fax 047-470-5880